ロード日記 - No.1(FFM Days #493)
ミュンヘンの友人が、2021-07-09~11の二泊三日で、フランクフルトの自宅に泊まりに来てくれた。
07-10に「フランクフルトでサイクリングしよう」ということになり、友人が選んでくれた「Waldsee(ヴァルト湖)」を目的地に据えた。
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Waldseeは、フランクフルト国際空港にほど近い林の中にある湖。
友人曰く、フランクフルト市郊外にある湖のうちでは最も大きい部類らしい。
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午前10時ごろ、自宅を出立。
20分ほどでフランクフルト中央駅の区画へ。
友人が数年前に、数ヶ月だけ滞在していたという住宅を見学。その場所が、フランクフルトでもっともジャンキーやホームレスのひとびとが多い区画。友人によると、彼が住んでいたころより路上のひとたちの数は激増しているそう。
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友人にブランチをご馳走してもらい、フランクフルトを流れるマイン川沿いのベンチでもぐもぐ。
快晴ゆえか、道行くひとたちは多く、ジョギング・サイクリング・ローラースケーティングなどなど、さまざまなアクティビティに興じていた。
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市内からWaldseeまでは、途中から林道を通る必要がある。
砂利道でもグイグイ自転車を漕いでいった。
わたしのメンテナンス不足で、我が愛車の車輪はキシキシ軋んでいた...。オイルをさそおう。
ルートはGoogle Mapsの自転車オプションに頼っていたのだが、なんと途中で小川を越えよという。
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ふと、童心に帰れたような気がした。
途中の寄り道を含めれば、おそらく2時間以上は運転を続けた。
風を切って林道を走る爽快感。すばらしい。
ペトリコールという、湿気を含んだ腐葉土が醸すあの独特の香りが大好き。
ベリー摘みをしているカップルを見かけた。楽しそう。
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小川を越える時に素足になり、Waldseeまでそのまま自転車を漕いでいたら、ちくちくと雑草やらが裸足に触れる。
普段どれだけ靴に足を守られているのかを実感。
同時に、もっと素足は自然に触れていた方がいいのでは、などと自問自答。
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Waldseeに到着。
家から海パンを穿いてきていたので、そのままドボン。
水温は10℃ちょっとくらい? とても快適。
空には雲が多かったけど、翌日若干日焼けしていた。どれだけ引きこもっていたのかと苦笑い。
また、お風呂ではないものの、液体に身体を浸ける、というのは渡独後はじめて。
とても気持ちよかったーーー!
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1hほどWaldseeで泳いだり駄べったり日光浴をしたり。
友人が住んでいるミュンヘンの住宅事情の複雑さを伺った。
詳細は省くが、国が違えばすべて違う。そんな当たり前のことを改めて実感した。
林道に戻り、再び市内、その南部の繁華街へ。
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「Sachsenhausen(ザクセンハウゼン)」という、パブやバーが密集する区画で早めの夕食(あるいは遅めの昼食)をいただいた。
テラス席はひとで溢れていた。
店内で食事するためには例のやつの陰性証明書などが要るのだが、この時期に中で食べたい人は皆無だったよう。
前菜のあとはソーセージと、豚の肩肉をまるごと焼いた料理をいただいた。
この豚の肩、塩の味がつよく、食感も相まって焼き鮭を食べているような気分になった。笑
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食後、友人がかつて通っていたという、市内北部の公園へ向かった。
旧市街にある「Römer(レイマー)」広場やオペラハウス「Alte Oper(アルテ・オーパ)」をかすめた。
どこもひとでにぎわっていた。
とてもリフレッシングな週末サイクリングであった。
来訪・企画してくれた友人にとても感謝!
次はわたしがミュンヘンへ行かねばな~!
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今回のルートはこのような感じ。
オススメです!
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- 以上