出勤と在勤について(FFM Days #480)

およそ2ヶ月ぶりに、自社オフィスへ出勤した。

昨年から、#ステイホーム だの #ソーシャルディスタンス だのと、茶番劇の延長でひとびとが分断されてきた。

もうひとつの形として #ホームオフィス (在宅勤務)が急ピッチでたくさんの会社にて導入されたように思う。

わたしが在籍している会社は歴史が古く、今までそういった体制などなかったが、急ごしらえの運用方法を構築した。

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さて、このホームオフィス。

出始めた2020年春~夏ごろは、かなり好印象をもつひとたちも多かったのではないだろうか。

わたし自身、東京や大阪で勤務していた当時を振り返ると、満員電車だったり一日当たり3hはかかる通勤時間だったり、「会社に出る」ことに対してネガティブなことは多かったと思う。

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あれから早一年。

家で働き続けることのデメリットというか、ままならない点が見えてきたように思う。

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まず、わたしは怠惰な人間であると痛感した。

だれにも見られておらず、己にすべての時間采配が委ねられていると、さぼり癖が徐々についてしまう。

意識のオン・オフといってしまえばそれまでだけど、きちんと着替えてオフィスへ行くことは、このスイッチングに大変有効だと感じる。

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次に、ひとと会って話すということが精神に及ぼす影響を痛切に感じた。

たとえ同じコンプレックスを使用している顔見知りであっても、会って、挨拶をするだけでも精神衛生は改善される。

わたしは独身なので、単身で渡独してきたわけだが、家族も同僚も身近にいない環境で仕事だけこなすというのは、徐々に徐々に自分を貶める行為なのではないかと感じてきている。

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まだまだドイツはおかしな制度が敷かれている。

出社のたびに簡易テストでセルフチェックをしなければならない。

これが億劫で2ヵ月も引きこもっていたわけだけど、もう止めよう。

先週末のドライブで、やはり外にでてリアルな世界を見なければ、と心に決めた。

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今の世の中は狂ってる。

わたしは「わたしの普通」を取り返したい。

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- 以上

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#在宅勤務 #ホームオフィス #働く #仕事