欧州の航空機ビジネスの一端に触れて No.1(FFM Days #486)
「国プロ」という略称が日本にはあるが、国家規模の産官学連携で次世代の技術、ひいては他国に対する優位性を築く、国家プロジェクト。
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ヨーロッパでは、どのように足並みを揃えているのか定かではないけれど、欧州評議会が旗を振って類似のビジネスをしている様子。
「欧州プロジェクト」といったところか。
カネは、欧州連合の加盟国から集まった税金か。
どのように国ごとの拠出量が分配されているのか、調べてみるのも面白いかもしれない。
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そんなプロジェクトのごくごく一部に携わる機会を得た。
きっかけをずーーーっと初めにまでたどれば、2016年まで遡る。
とあるイギリスの企業と知り合うきっかけを得たのが、もう5年も前になるか...。
最初の2年は鳴かず飛ばず。
わざわざ日本からイギリスまで打ち合わせに赴いたが、なんのお金も生み出せなかった。
この時の出張は別の機会で触れればと思うが、経費総額が50万円ちかくいったような気がする...。
当時はまだまだ若手で責任感も足りていなかったように思う。
今思えば、もっともっと準備で仕込みを重ねてから出張に臨むべきだった。
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この英企業、仮にA社として、との関係の潮目が変わったのは2018年。
上記出張で提案したネタのひとつがようやく引っかかり、初ビジネスから定期的な取引に広げることができた。
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ながーーーい前置きだったけど、今春、A社が参画するこの欧州プロジェクトの一部で、主に旅客機の開発に関する必要部材の供給者として関与することになった。
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- つづく
#ビジネス #飛行機 #ヨーロッパ #イギリス #国家プロジェクト #税金